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『世界のトップアスリートの身体能力を子どものときに身につける』 プリント
〜カギは運動機能のOS(オぺレーティングシステム)をバージョンアップさせること〜

Image著者:森川 靖
定価:1,200円(+税)
A5判 128ページ

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【内容紹介】
武道の達人の身のこなしとしてよく出てくる「臍下丹田(せいかたんでん)に力をいれる」という表現がありますが、この「臍下丹田に力をいれる」身のこなしは、武道の達人だけにしか使いこなせない方法ではないと、本書の著者、プロとしてのトレーニングコーチ歴25年の森川靖氏はいいます。
 そして、この方法は、大人になってからよりも、子どものときのほうがずっと効率よく身につくといいます。
本書は、なぜ「臍下丹田に力をいれる」(著者は「仙骨のところを絞るように力を入れる」「仙骨を締める」といった表現をします)ことがスポーツの能力に重要なのか、世界のトップアスリートはどのように体を動かしているのかについて解説するとともに、その動きを習得するための方法についても解説しています。
「臍下丹田に力をいれる」身のこなしとは、パソコンでいえば、機能性の低いOS*(従来の身のこなし方)に対し、機能性の極めて高いOSを稼働させるようなことだと、著者はいいます。
 一般にほとんどの人が身につけている動きは、この“OS"的な機能の面からみると効率の悪い場合が多く、その大きな原因となっているのがインナーマッスルの働きにあると、著者は指摘します。そして、このインナーマッスルの機能をうまく働かせることが、いわば、バージョンアップされた機能性の高いOSを体のなかに取り込むことだというのです。

*OS(オペレーティング・システム):パソコンを最も根底のところで動かしている基本ソフトウェアのこと。


インナーマッスルの働きに関して、森川氏は著書のなかで次のように説明しています。
ーーーーー
 世界のトップアスリートが共通して持っている非常に重要な身体能力で、まだ十分に解明が進んでいない能力とは何か?
 それは、「インナーマッスルの潜在的な能力を使った動き」だと、私は考えています。
 この20年くらいの間にインナーマッスルが注目されるようになってきましたが、最近行われている体幹トレーニングやコアコンディショニングなどでは、カラダ全体の動きの中でインナーマッスルが担う「安定性」や「バランス能力」、「四肢の動きを連結する能力」などが重視されています。しかし、こうした役割以上に私が決定的に重要だと考えているのが、インナーマッスルの「動きの司令塔的な役割」です。
ーーーーー
インナーマッスルの「司令塔的な役割」を習得することで、動きのスピードやダッシュ力、ジャンプ力、パワー そして、ロスの少ない合理的な動きが身につくことで、スポーツ外傷・障害のリスクもずっと低くなるとのことです。

森川 靖(もりかわ・やすし) プロフィール
1963年生まれ。東京都出身。筑波大学卒業。同大学大学院修士課程体育研究科でスポーツトレーニング理論を修めたのち、ストレングスコーチとしてアスリートの指導を始める。94年には(有)ファーストステップを設立。当初は、ウェイトトレーニングを中心に指導をしていたが、それだけではスポーツパフォーマンスの改善に限界を感じ、大きく方針を転換。インナーマッスルのコンディショニングで動きを基礎から改善する「動きづくり」を中心に、小学生から社会人まで、幅広くトレーニング指導を行っている。
http://www.fir-st.jp/

 

【目次】

◎運動機能の「OS(オペレーティングシステム)」をバージョンアップさせる方法
→ 一部見開きイメージをみる
◎動きづくりエクササイズ一覧【インナーマッスル編】
→ 一部見開きイメージをみる

第1章 どうしてスポーツでうまくなれないのか?
よく動ける選手と動けない選手の違い/体幹部のインナーマッスルが最重要 ほか
【図】体幹部のインナーマッスル/肩関節のインナーマッスル/股関節のインナーマッスル

ここがわからないQ&A
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ストレッチや柔軟体操をして柔軟性が高ければ、動きづくりエクササイズは行わなくてもよいのでは?
身体接触に強くなるため、力強く素早い動きをするためには動きづくりエクササイズよりも、筋力トレーニングなのでは?
体幹部と四肢の連動性が大切と言われるが、動きづくりエクササイズでは連動性をどう考えているのでしょうか?
どうすれば痛みやケガが出ないように練習を続けることができるでしょうか? ほか

第2章 運動機能のOSをバージョンアップさせるための動きづくりエクササイズ
まずは姿勢を確認するために写真を撮ってみましょう
【具体例】野球をやっている小学5年生の2ヵ月間での変化
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【記入用表】ステップ1/ゆるめる
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体幹部1 壁でお腹絞り
体幹部2 座ってお腹絞り
股関節1 骨盤揺すり
股関節2 脚ねじり
肩関節1 胸の開閉
肩関節2 腕ねじり

【記入用表】ステップ2/かんじる
体幹部1 座って胸式呼吸
体幹部2 壁で腹式呼吸
股関節1 骨盤起こし
股関節2 壁押し脚ねじり
肩関節1 胸絞り
肩関節2 壁押し腕ねじり

【記入用表】ステップ3/しめる
体幹部1 お尻上げ
体幹部2 背中の曲げ伸ばし
股関節1 前傾骨盤起こし
股関節2 膝の開閉
肩関節1 肘の引き上げ
肩関節2 腕の引き上げ下げ

【記入用表】ステップ4/つよめる
体幹部1 カラダの曲げ伸ばし
体幹部2 お腹絞りスクワット
股関節1 脚の斜め上げ
股関節2 骨盤起こしスクワット
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肩関節1 腕の斜め上げ下げ
肩関節2 腕の逆斜め上げ下げ

第3章 人間が本来持っている動きを追及して、スポーツパフォーマンスを上げる

〜対談〜 身体的機能と心を統合させる「森川式トレーニングメソッド」
ウェイトトレーニングは、スポーツパフォーマンス向上の〝切り札〟にはならない/NBAの選手のお尻は、なぜ大きいのか?/センスがある選手と、ない選手の違いは? ほか
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【図】ワンモーションのサイドステップとツーモーションのサイドステップ比較
【コラム】尻締めスクワットを再考する
【図】体幹部のインナーマッスルは呼吸で動く

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