すべてはクライアントのために

■「プロとしての徹底したサービス」を行うということは、当然ながらクライアントの望むものを提供するということでもあります。自分の得意とするトレーニング方法を一方的に指導するということではないのはいうまでもありませんが、しかし実際には一方的な押しつけになっていることが意外に多いのではないでしょうか。
■クライアントの望むもの、そのクライアントに合ったものを提供するには、従来のスポーツ指導とは一線を画したプロの方法が必要です。ファッションでいえば、そのクライアントに合ったオーダーメイドの服をつくるのと同じようなことを、セッションを通じて行う必要がありますが、そのときに役立つのが季刊『パーソナルトレーニング』第8号P34〜102で紹介している「身体の機能性から考える新たなエクササイズピラミッド」です。齊藤邦秀氏が考案したこのエクササイズピラミッドの記事を利用すれば、クライアントに合ったプログラムづくりが可能です。
■このエクササイズピラミッドは、これまでの主要なトレーニング方法、エクササイズを6つに分類したもので、スポーツからフィットネス分野まで、パーソナルトレーニング指導に役立つように整理され、体系づけられています。
■パーソナルトレーニングが社会的に広がり、この分野が確立していくためには、こうしたプロの指導のための体系や基本となるマニュアル的なものが共有される必要があります。その意味で、このエクササイズピラミッドがまとめられたことは非常に重要だと考えています。
■パーソナルトレーナーの指導のために考案された物ですが、それは同時にクライアントのためのものでもあります。むしろ、クライアントのためにこそ、このエクササイズピラミッドは役立つものだと思います。

季刊『パーソナルトレーニング』第8号巻頭メッセージより)

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