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本橋恵美からありがとう

[02月08日]効く!『体幹アプローチ』講習会開催@福岡 プロ野球沖縄キャンプの合間にお知らせです。 昨年末、福岡で行われた第一回『体幹アプローチ』講習会。 坂元大海氏とコラボをし、沢山の理学療法士・トレーナーの方々に受講していただくことができまし...

編集長からの最新の記事

自分の体に体するネガティブシンキング

運動不足の人は、ほとんどの場合、運動に対してネガティブなイメージを持っているのではないでしょうか。
簡単にいうと、「運動は楽しくない」「運動はつらい」といったイメージです。

自分の体に対してネガティブなイメージを持っている人も多いですね。たとえば、肥満の人は、自分の体に対してネガティブなイメージを持っていることが多いと思います。

自分の体や運動に対する、こうしたネガティブなイメージを変えることが、パーソナルトレーニングにおいて非常に大切だと思います。

ネガティブなイメージを持ちながら、無理に運動しようとしても楽しくないし、継続しにくい。運動がつらいものになってしまいますね。

この問題をどうすればいいのか、これは自分自身の問題としても、常に問いかけています。

バーベルカールの肘の位置は?

ウェイトトレーニングは、簡単な動作のようで、とても奥が深い。
季刊『パーソナルトレーニング』のなかに、「ウェイトトレーニング プロの指導技術を身につける」という連載記事があるのですが、取材すると、毎回知らないことがいろいろと出てきます。

最新号(第8号)では、上腕二頭筋のエクササイズを解説していますが、面白いなと思った一つは、バーベルカールを行うときの肘の位置です。

肘は体側のところに固定した状態でカール動作を行うと解説されていることが多いと思うのですが、この連載記事を担当していただいている有賀誠司氏(東海大学教授)は、肘は曲げきったとき、スタート時より少しだけ前に出ているのが自然な状態だと解説しています。

バーベルカールは方の動作も関与するので、肘の位置がまったく動かないのが正しいわけではないということです。

プロとして指導するうえでは、こうしたことも知っておきたいポイントですね。
指導者として知っておきたいポイントは本当にいろいろあるなと、改めて思います。

選ぶことがすべての基準

昨日のブログで「パーソナルトレーナーは“教える仕事”のプロ?」というタイトルで書きましたが、パーソナルトレーニングの基本は、クライアントが、自分でいい選び方をしていることだと、私は思います。

私たちは、よりよい人生を送るために、さまざまな選択肢のなかから、よりよい選択をしていくことが大切です。

体や心のこと、健康のこと、運動のことなど、私たちには分からないことがたくさんあります。知らず知らずのうちに、よくない選択をしていることもいろいろとあるし、分かっていても体によくない習慣を変えられないことがあります。

パーソナルトレーニングは、一方的に教えられ、選択させられるのではなく、クライアント自身が選ぶことが大切です。
自分自身が選ぶこと。仕事もそうですし、食べ物やファッション、音楽など、自分がいいと思うものを選ぶ。

パーソナルトレーナーは、「上から目線」で教えるのではなく、良い選び方ができるようにサポートしていくのが基本であるべきだと思います。
そうあってこそ、社会的に大きく広がっていくのではないでしょうか。

パーソナルトレーナーは「教える仕事」のプロ?

スポーツ指導者というのは、教育者でしょうか?
トレーニング指導者はどうでしょう?
そして、パーソナルトレーナーは?

なぜ、こうした問いを持つかというと、スポーツやトレーニングを“教える”専門家という立場に立つかどうかで、プロとしての仕事の質が大きく変わってくると思うからです。

私の個人的な意見をいうと、学校の部活や体育の授業で運動を指導するのは、教育的な面が大きいのだと思います(体育の授業は、教育そのものですが)。
部活の指導をする監督やコーチも、その意味では、指導者であり、教育者ともいえます。

しかし、学校以外の場でスポーツやトレーニングを教えるプロは、教育者でしょうか?
フィットネスや健康づくりの指導をするパーソナルトレーナーは教育者でしょうか?

私は、教育者として位置づけるべきではないと考えます。
教育的な立場に立ってトレーニング指導をすると、「上から目線」で教えようとしてしまうからです。

パーソナルトレーニングは特にそうですが、クライアント本人がしっかりと選び、運動や食事などのいい習慣を生活のなかに取り入れていく必要があります。
そのためには、「上から目線」で教育するのではなく、クライアント自身が自分の幸せのために選択していくのをサポートすることこそ重要です。

このことに関しては、パーソナルトレーニングの分野での深い論議が必要な気がします。
みなさんは、どのようにお考えになりますか?

プロのサービスを知る本

「パーソナルトレーナーは、技術だけでなく、サービス業の自覚を持って、サービス、おもてなしに徹するべき」という意見が、季刊『パーソナルトレーニング』第8号の特集、「失敗から学ぶプロの仕事」のなかで出てきました。

確かに、プロとしてのサービス、おもてなしは大切ですね。
最近出版された本で、プロのサービスについて解説したものがあるので、以下に紹介します。

『平林都の接遇道──人を喜ばせる応対のかたちと心』(大和書房)
著者の平林都さんは、「愛知かの鏡」というテレビ番組で紹介され、反響を呼んだそうです。

「体を大切にする」ということは?

「体を大切に!」という言葉がよく使われますが、改めて考えてみると、「体を大切にする」とはどういうことでしょうか。

なんとなくイメージするのは、栄養や休養を十分にとって、体をいたわるということですね。

でも、現代の運動不足の生活では、「体を大切に!」は、体が本来持っている機能を十分に使って運動することを付け加える必要があると思います。

体の運動機能は、使わないと衰えてしまう。
「体を大切にする」とは、体を使わないのではなく、しっかり使うこと。
逆にいえば、運動せずに体の機能を衰えさせてしまうというのは、「体を大切にしていない」ということですね。

「体を大切にするなら、運動を!」ですね。

親しき仲にも演技あり

最近、この言葉を久しぶりに思い出しました。元の諺(ことわざ)は、「親しき仲にも礼儀あり」ですが、それを元にしたパロディーです。

1970年代に、『ビックリハウス』という読者の投稿だけで成り立つ月刊誌があり、そのなかに「教訓カレンダー」というコーナーがありました。
「親しき仲にも演技あり」は、そのコーナーに投稿された“教訓”です。

なぜ、「親しき仲にも演技あり」を思い出したかというと、季刊『パーソナルトレーニング』第8号の特集、「失敗から学ぶプロの仕事」の取材で、プロのサービスのあり方についていろいろと考えさせられたからです。

本橋恵美さんへのインタビューのなかで、ある新人の若い男性トレーナーの話がありました。なかなかイケメンのトレーナーで、そのクラブの女性層にすぐに人気が出たらしいのですが、人気も束の間、そのクライアントたちが一気に離れていったというのです。
その理由は、女性クライアントの方、それぞれに、そのトレーナーが、「私のお母さんと歳が同じくらいです」ということをいっていたからだといいいます。

新人の男性トレーナーにしてみれば、親しみの気持ちを表すつもりでいったことが、女性クライアントにしてみると、セッションを受ける意欲を削ぐような言葉になっていたわけです。

プロのサービスというのは、簡単ではないですね。ていねいな言葉づかいだけしていればいいわけではないし、一方的に親近感を持って接すればいいわけでもない。
絶妙な距離をとりながら、クライアントの望むことに対して、最大限のおもてなしをする必要があります。

親しさはあったほうがいいのは当然ですが、そこにも、プロの距離感と“演技”が必要なのだと思います。
「親しき仲にも演技あり」ではないでしょうか。

楽しいこと、気持ちいいことは、体に悪い?

とかく体によいとされることは、ガマンしないといけないこと、ストイックにしないといけないことが多くて、なかなか続きません。
一方、食べることや飲むこと、運動することなどをしたいようにしていると、体によくない生活習慣になりがちです。そして、体によくない生活習慣が続いてしまうのは、快・不快でいえば、そうした生活習慣のほうになんらか“快”があるからなのだと思います。

あえて、簡単に言い切ってしまうと、体にいいことは“不快”なことが多く、体に悪いことは“快”なことが多い。
だから、減量ダイエットや、体にいい運動習慣や生活習慣を身につけることはなかなか難しいということになります。

こうした“快・不快”の経験則が、大多数の人に刷り込まれてしまっているのではないでしょうか。

そして、この“快・不快”の経験則を、体によくないからといって無理やり変えようとすると、必ずリバウンドしてしまう。

パーソナルトレーニングは、体にいいことを単に提供するということではなく、この“快・不快”の経験則の問題に取り組む必要があると思います。

私自身も、自分の“快・不快”の経験則を理解し、それといかに折り合いをつけながら、新たな“快”の部分をつくっていくかが、最も大きな課題だと考えています。

みなさんは、この問題をどのようにお考えですか?

体が必要としているもの

体や心が何を必要としているかについては、私たちは多くを知りません。
さまざまな分野でこのことが研究されているわけですが、たとえば栄養学の分野では、体が必要とする栄養素やその働きについて分かってきていることもいろいろとあります。

体の“運動器”のことについても、分かっていることはいろいろとあるのですが、個人個人の人(その人の体)がどんな運動を必要としているかについては、これまで十分に光が当てられてこなかったのではないでしょうか?

パーソナルトレーニングは1対1の個人指導ですから、クライアントの体が何を必要としているか、それをどのように伝え、指導していけばいいかが、決定的に重要です。

パーソナルトレーニングの分野が、これからこの領域を開拓していくわけですが、そのときに重要になるのが、季刊『パーソナルトレーニング』第8号に掲載の「身体の機能性から考える新たなエクササイズピラミッド」です。

このエクササイズピラミッドを“土台”にすることで、「体が何を必要としているか」が整理され、分かりやすくなると思います。

季刊『パーソナルトレーニング』第8号、発売されました。

しばらく中断していましたが、編集長ブログ、これからまたしっかり書いていきますので、よろしくお願いします。

さて、正月の箱根駅伝を観ながら(もちろんテレビで)、ひたすら原稿を書いていた季刊『パーソナルトレーニング』第8号が、この1月20日に発売されました。年末・年始の2週間くらい、こもって原稿を書いていたので、でき上がった号をみると、感慨ひとしおです。

この号には、パーソナルトレーニングの分野、業界にとって非常に重要な記事が2つ出てきます。

一つは、特集「失敗から学ぶプロの仕事 Part2」です。一線で活躍される4人のパーソナルトレーナーの方にインタビューした記事ですが、それぞれの方に共通する、カギとなる要素がありました。
それは、プロとしてサービス業的な観点をしっかり持たないと失敗につながるということです。すぐれた技術を持ち、それを高めていくだけでなく、サービス業として、それを届けることを徹底させてこそ、プロの仕事として成立するというわけです。
プロのサービスのあり方を確立することは、今後、この業界が社会的な広がりを持つかどうかのカギになると考えられます。

もう一つは、齊藤邦秀氏の「身体の機能性から考える新たなエクササイズピラミッド」という記事です。
この記事は、今後、パーソナルトレーニング指導の指針として役立つものだと考えています。プロの指導だからこそ、指導の体系や具体的な指針が必要となります。齊藤氏の労作にご注目ください。