Posted in 2010年2月23日 ¬ 9:01 PMh.admin
常々思っていることですが、真のトラブルは、“二次災害”で生まれる。
たとえば、仕事でミスや失礼があったとき、対応を誤らなければ、トラブルが大きくなることはあまり(ほとんど)ありません。
いい対応をすれば、ピンチがチャンスになることも少なくありません。
「失敗は成功のもと」になるし、「雨降って地固まる」というのが、世の中の一面です。
しかし“一次災害”のあとの対応を誤って、“二次災害”が生まれると、真のトラブルが生まれます。
こうなると、事態の収拾は容易ではありません。相手を本当に怒らせてしまいます。
今回のバンクーバー・オリンピック、ハーフパイプの國母選手のケースは、この“二次災害”がやはり問題だったと思います。
オリンピックという場でのフォーマル(公式)な服装について、彼が安易に考えていたのはいわば“一次災害”ですが、日本のメディアの袋だたきに遭ったのは、謝罪の会見でのふてくされた態度のほうです。
つまり、謝罪会見での“二次災害”が、真のトラブルを生んで、収拾を難しくしてしまいました。
仕事をするうえでも、お客さん、クライアントがクレームをつけてくる失敗は、どうしても起きてしまいます。
しかし、そのときの真摯(しんし)な対応こそが、本当に重要なことですし、プロの力の見せどころともいえます。
“二次災害”を起こさないこと、“一次災害をチャンスとして生かせるだけの対応をすることこそが、パーソナルトレーナーの仕事においても重要だと思います。
Posted in 2010年2月10日 ¬ 6:03 PMh.admin
手づくりは楽しい。
料理、手芸、園芸、プラモデルづくり、最近は庭での野菜づくりなど、手づくりというのは楽しいものです。
健康づくりや体づくり、フィットネスのための運動なども、こうした“手づくり感覚”で楽しくできないものでしょうか。
運動して自分の体や健康をつくるということも、考えてみれば、自分自身が行う“手づくり”です。
「鍛える」とか、「頑張る」ということが好きな人はそれでいいのですが、そうでない大多数の人にとって、自分の体のことを、手づくり感覚で楽しめれば、運動が楽しく継続できるのではないでしょうか。
これまでの概念、イメージとはまったく違う、自分の「手づくりの運動」が、これからの時代に求められていると思います。
Posted in 2010年2月9日 ¬ 6:37 PMh.admin
メタボリックシンドロームの数値(男性の腹囲85cm以上、女性の腹囲90cm以上)については、基準が出された当初から疑問視する意見がいろいろありましたが、厚労省の研究班の大規模調査(調査対象は3万1000人だったと思います。今日の読売新聞の夕刊に出ている記事だということです)で、腹囲の数値に根拠は見い出せなかったとの報告が出たそうです。
腹囲の基準を出すことで分かりやすさはあったとは思うのですが、あまりに安易な数値基準だったのではないでしょうか。
それと、メタボの検査とその治療で、莫大な医療費が新たに動いたのではないでしょうか。
メタボの一連の動きには、問題点があまりにも多すぎると感じます。
Posted in 2010年2月8日 ¬ 7:29 PMh.admin
運動不足の人は、ほとんどの場合、運動に対してネガティブなイメージを持っているのではないでしょうか。
簡単にいうと、「運動は楽しくない」「運動はつらい」といったイメージです。
自分の体に対してネガティブなイメージを持っている人も多いですね。たとえば、肥満の人は、自分の体に対してネガティブなイメージを持っていることが多いと思います。
自分の体や運動に対する、こうしたネガティブなイメージを変えることが、パーソナルトレーニングにおいて非常に大切だと思います。
ネガティブなイメージを持ちながら、無理に運動しようとしても楽しくないし、継続しにくい。運動がつらいものになってしまいますね。
この問題をどうすればいいのか、これは自分自身の問題としても、常に問いかけています。
Posted in 2010年2月5日 ¬ 6:57 PMh.admin
ウェイトトレーニングは、簡単な動作のようで、とても奥が深い。
季刊『パーソナルトレーニング』のなかに、「ウェイトトレーニング プロの指導技術を身につける」という連載記事があるのですが、取材すると、毎回知らないことがいろいろと出てきます。
最新号(第8号)では、上腕二頭筋のエクササイズを解説していますが、面白いなと思った一つは、バーベルカールを行うときの肘の位置です。
肘は体側のところに固定した状態でカール動作を行うと解説されていることが多いと思うのですが、この連載記事を担当していただいている有賀誠司氏(東海大学教授)は、肘は曲げきったとき、スタート時より少しだけ前に出ているのが自然な状態だと解説しています。
バーベルカールは肩の動作も関与するので、肘の位置がまったく動かないのが正しいわけではないということです。
プロとして指導するうえでは、こうしたことも知っておきたいポイントですね。
指導者として知っておきたいポイントは本当にいろいろあるなと、改めて思います。
Posted in 2010年2月4日 ¬ 8:29 PMh.admin
昨日のブログで「パーソナルトレーナーは“教える仕事”のプロ?」というタイトルで書きましたが、パーソナルトレーニングの基本は、クライアントが、自分でいい選び方をしていることだと、私は思います。
私たちは、よりよい人生を送るために、さまざまな選択肢のなかから、よりよい選択をしていくことが大切です。
体や心のこと、健康のこと、運動のことなど、私たちには分からないことがたくさんあります。知らず知らずのうちに、よくない選択をしていることもいろいろとあるし、分かっていても体によくない習慣を変えられないことがあります。
パーソナルトレーニングは、一方的に教えられ、選択させられるのではなく、クライアント自身が選ぶことが大切です。
自分自身が選ぶこと。仕事もそうですし、食べ物やファッション、音楽など、自分がいいと思うものを選ぶ。
パーソナルトレーナーは、「上から目線」で教えるのではなく、良い選び方ができるようにサポートしていくのが基本であるべきだと思います。
そうあってこそ、社会的に大きく広がっていくのではないでしょうか。
Posted in 2010年2月3日 ¬ 5:46 PMh.admin
スポーツ指導者というのは、教育者でしょうか?
トレーニング指導者はどうでしょう?
そして、パーソナルトレーナーは?
なぜ、こうした問いを持つかというと、スポーツやトレーニングを“教える”専門家という立場に立つかどうかで、プロとしての仕事の質が大きく変わってくると思うからです。
私の個人的な意見をいうと、学校の部活や体育の授業で運動を指導するのは、教育的な面が大きいのだと思います(体育の授業は、教育そのものですが)。
部活の指導をする監督やコーチも、その意味では、指導者であり、教育者ともいえます。
しかし、学校以外の場でスポーツやトレーニングを教えるプロは、教育者でしょうか?
フィットネスや健康づくりの指導をするパーソナルトレーナーは教育者でしょうか?
私は、教育者として位置づけるべきではないと考えます。
教育的な立場に立ってトレーニング指導をすると、「上から目線」で教えようとしてしまうからです。
パーソナルトレーニングは特にそうですが、クライアント本人がしっかりと選び、運動や食事などのいい習慣を生活のなかに取り入れていく必要があります。
そのためには、「上から目線」で教育するのではなく、クライアント自身が自分の幸せのために選択していくのをサポートすることこそ重要です。
このことに関しては、パーソナルトレーニングの分野での深い論議が必要な気がします。
みなさんは、どのようにお考えになりますか?
Posted in 2010年2月2日 ¬ 8:38 PMh.admin
「パーソナルトレーナーは、技術だけでなく、サービス業の自覚を持って、サービス、おもてなしに徹するべき」という意見が、季刊『パーソナルトレーニング』第8号の特集、「失敗から学ぶプロの仕事」のなかで出てきました。
確かに、プロとしてのサービス、おもてなしは大切ですね。
最近出版された本で、プロのサービスについて解説したものがあるので、以下に紹介します。
『平林都の接遇道──人を喜ばせる応対のかたちと心』(大和書房)
著者の平林都さんは、「エチカの鏡」というテレビ番組で紹介され、反響を呼んだそうです。
Posted in 2010年2月1日 ¬ 6:23 PMh.admin
「体を大切に!」という言葉がよく使われますが、改めて考えてみると、「体を大切にする」とはどういうことでしょうか。
なんとなくイメージするのは、栄養や休養を十分にとって、体をいたわるということですね。
でも、現代の運動不足の生活では、「体を大切に!」は、体が本来持っている機能を十分に使って運動することを付け加える必要があると思います。
体の運動機能は、使わないと衰えてしまう。
「体を大切にする」とは、体を使わないのではなく、しっかり使うこと。
逆にいえば、運動せずに体の機能を衰えさせてしまうというのは、「体を大切にしていない」ということですね。
「体を大切にするなら、運動を!」ですね。
Posted in 2010年1月29日 ¬ 6:29 PMh.admin
最近、この言葉を久しぶりに思い出しました。元の諺(ことわざ)は、「親しき仲にも礼儀あり」ですが、それを元にしたパロディーです。
1970年代に、『ビックリハウス』という読者の投稿だけで成り立つ月刊誌があり、そのなかに「教訓カレンダー」というコーナーがありました。
「親しき仲にも演技あり」は、そのコーナーに投稿された“教訓”です。
なぜ、「親しき仲にも演技あり」を思い出したかというと、季刊『パーソナルトレーニング』第8号の特集、「失敗から学ぶプロの仕事」の取材で、プロのサービスのあり方についていろいろと考えさせられたからです。
本橋恵美さんへのインタビューのなかで、ある新人の若い男性トレーナーの話がありました。なかなかイケメンのトレーナーで、そのクラブの女性層にすぐに人気が出たらしいのですが、人気も束の間、そのクライアントたちが一気に離れていったというのです。
その理由は、女性クライアントの方、それぞれに、そのトレーナーが、「私のお母さんと歳が同じくらいです」ということをいっていたからだといいいます。
新人の男性トレーナーにしてみれば、親しみの気持ちを表すつもりでいったことが、女性クライアントにしてみると、セッションを受ける意欲を削ぐような言葉になっていたわけです。
プロのサービスというのは、簡単ではないですね。ていねいな言葉づかいだけしていればいいわけではないし、一方的に親近感を持って接すればいいわけでもない。
絶妙な距離をとりながら、クライアントの望むことに対して、最大限のおもてなしをする必要があります。
親しさはあったほうがいいのは当然ですが、そこにも、プロの距離感と“演技”が必要なのだと思います。
「親しき仲にも演技あり」ではないでしょうか。